・ヨツールF500(ほぼメンテナンスフリーでお薦めです。これしか使ったことがありませんが。)
(他メーカーで良さそうなのはモルソー1620CB/知人が使用)しかし、良いストーブというのは最低10年程使ってわかる物だと思います。また、煙突や薪そのものの質との関係性がポイントだと思います。つまり単体での評価は困難だと思います。
・二重煙突(ヨツール推奨:イギリス・シーデル社の断熱二重煙突「ICID-LITE」)
煙突の高さ約6メートル垂直立ち(途中一カ所15度/構造材を避けるため、曲げました)(屋根の棟より高くしました/風の流れを360度スムースにするため)
※横引きはお勧めしません。きこりの場合横引き部分はありませんが、設置する条件によりどうしても横引きする場合と「室内からすぐに外部出し」外壁に沿わせ立ち上げるのはお勧めしません。煙突自体から熱を出すためにわざわざ外部に熱を出すのは意味が有りません。
・炉台:大谷石(面積:左右1500ミリ、奥行き1580ミリ・ストーブ後部と右側の壁面:H=1000ミリ)
・炉台と床材(杉無垢/厚さ30ミリ)との見切り材:欅/幅93ミリ
・ストーブ本体と床材との距離:670ミリ
これぐらいあけても床材には隙間がでます。ストーブを使うシーズン中は最大4ミリの隙間がある。オフシーズンにはこの隙間は完全ではないがほぼ元に戻ります。
このことから、輻射熱により床材はじめ(特に二階の素材)に隙間が発生する。これを受け入れられない場合は「薪ストーブライフ」は困難でしょう。従って、床材料にはいわゆる「建材フローリング=一般に普及している合板フローリング」は絶対にお勧めできません。
※無垢の杉板でも出来れば厚さは30ミリ以上をお勧めします。なお、無垢材は合板フローリングに比べ割高といわれますが、節の多いものまたは節を補正してあるものなど、廉価品はかなり流通しています。床に隙間ができる問題は、仕上げ(杉フローリング)の下に文字通り下地を工夫しました。(きこりの場合は工務店さんに相談し、当初は根太に直貼りの設計でしたがきこりの考えを通し)大引→根太(床断熱材あり)→野地板→杉フローリング)
●写真をご覧ください




ご参考まで)
これは、わたし(きこり)が8年間薪ストーブ(ヨルーツF500)ユーザとしてこれまで、いや、現在(楽しみ悩んでいる)ことを基に将来薪ストーブをお使いになりたいとお考えの方々の参考にしていただければ(ハッピー)、と云う主旨です。
・・・欲しいと考えている時が一番楽しい時です。しかし、薪ストーブはリアルに「火が燃えている」非常に危険なボックスです。イメージ先行で(薪ストーブの前でワインを飲みながらとか、熱を利用して料理をするとか、家族団欒の主役・・・)等を想い描くと思います(わたしはそうしています)が、『断熱と薪の確保』を第一にお考えください。
下記の事柄が重要と考えていますので是非、設計の段階でご家族と設計士さん、工務店さん、ストーブ屋さん等と綿密に打ち合わせをお願いします。この専門家の方々でどなたがイニシアチブを握るのか?が重要です。
わたしは二度薪ストーブを設置した経験があります。一度目は設計士が「わたしに全て任せて」と言いながら全く当てにならず(また、当時はわたし自身の情報収集力が弱く)えいやっで設置してしまいました。工事内容が、民家再生工事でかなり手間が掛かったということと、先述の情報収集のこと、薪ストーブを完全になめていて(イメージ先行型)、薪ストーブについてをじっくり考えることがなかったというのが事実です。
しかし、たまたま二度目の設置をする機会に恵まれました。一度目の反省と日々諸先輩のサイトを拝見しながら自分なりに研究し工事には自分がイニシアチブをとりそれぞれの専門家と相談しました。
※一度設置した薪ストーブを動かすことは出来ません(実際にはできますが、誰もそうしたくはないでしょう)。また、カタログショッピングで購入するものではないと思います。展示場(ストーブ屋さんの)でちょっと触ったりお話を聞いただけでは「本当のこと」はわかりません。嘘ではないですが、ストーブ屋さんがヘビーユーザではない場合があります。
疑心暗鬼になる必要はありません。どんなことも経験してはじめてわかることだらけですからわたしのこの内容はあくまで「参考程度」になさってください。
必ず、ご自分のご近所で薪ストーブをお使いの方へ訪問し、じっくりお話を聞いてください。できれば複数の方々のお話を聞いてください。ご近所になければ、遠くてもある所まで足を運ぶことをお勧めします。
いずれにせよ「ご自分で納得すること」で薪ストーブライフの仲間ににお入りください。
◆設置場所
住宅の真ん中に設置すること。(理想です。)
※壁際、玄関ホール(タタキに直置きできるからという理由で)はお薦めできません。単純に薪ストーブの熱は真ん中から周りに広がります。特に暖気は上昇志向があるため二階がかなり暖かくなります。我が家では二階に暖房設備はありません。不要なんです。
◆設置する床の構成
床断熱=基礎から土台を作る。床の仕上がりと同じ高さに仕上げる(※フローリングは厚さ30ミリ以上の無垢の杉材がお薦め)
◆◆木造軸組み工法の場合)
他の工法工事の経験が皆無なため具体的に上げましたが、「薪ストーブからの断熱」を主題にすると、どの工法も基本的に同じだと考えています。
※床の構成/仕上がり順:フローリング・野地板・断熱材
※フローリングを根太に直張り、という方法もあると思います。
次からは下記の第一から順に第六まで書いていく予定です・・・
第一:「薪ストーブから出る熱の対策:断熱」
第二:「重量の重い薪ストーブを支える床について」
第三:「煙突の重要性について」
第四:「建築材料の乾燥について」
第五:「薪について」
第六:「薪小屋について」
0 件のコメント:
コメントを投稿